痔とともに生きるみなさま、本日も排便お疲れ様です。
あ〜トイレに行きたい
でも、おしりが痛くてお通じの時間が苦痛だなぁ〜
切れ痔になってしまったら、毎日の排便が憂鬱ですよね。
スッキリしたい気持ちはあるけれど、痛みがこわくてトイレを我慢してしまう、そんなことはありませんか?
今回は、スムーズな排便について書いていきます。
便意=直腸に便がたまって感じるもの
便意は、直腸の内側が便により押し伸ばされて、脳に刺激が伝わることで感じます。
普段は空っぽである直腸という部分に、便が運び込まれるために感じるのです。
『便がおりて来たよー、トイレに行ってねー』といった感じ。
その時、すぐにトイレに行くことができれば、肛門を緩めて、排便する。
トイレに行けない状況であれば、肛門を締めて我慢する、ということが自然と起こる。
人間の体ってすごいですよね。
運び込まれるのは、1日の中で1〜3回程度の大きな蠕動運動によるものです。
朝、胃が空っぽの状態で水分や食事を摂った時に反射が起こり、大きな蠕動運動につながることが多く、朝に便意をもよおすことが多いのはこのためです。
何気ない朝のトイレタイムはとっても貴重なのです。
つまり、朝ごはんは排便にも大きな影響があります。
みなさんの朝ごはんの定番はなんでしょうか。
ちなみに、わたしはトースト派です。
朝ごはんの習慣がない方は、飲み物からでも習慣的にはじめてみましょう。
とはいえ、便意がきても誰もがスムーズにトイレに行けるわけではないですよね。
出勤までの時間は1分単位で動いてるから時間がない!という方。
トイレに行きたくなる時に限って、誰かが入ってる!という方。
子育て中で、手が離せないときが多い!という方。
わたし自身も、どれも経験があります。
スムーズな排便には、タイミングがとっても大切
まずオススメなのは、排便のための時間を確保すること。
便意を我慢することを繰り返すと、便意を感じにくくなってしまうとも言われています。
トイレに行きたい!と思った時に行くことが、スムーズな排便につながります。
しかし、なかなか難しいですよね。
すぐにトイレに行けず、便意を逃してしまっても、トイレに座って上を向き、目を閉じて、リラックス、深呼吸。
こうすることで便意が戻ってくることがあります。
ぜひ試してみてください。
排便姿勢は考える人って本当?
排便姿勢って意外と大事なんです!
考える人のポーズ、聞いたことがある人もいるかもしれません。
有名ですよね。
そうそう、このポーズの人・・・・(ちょっと違うか)
実際のポイントは4つです。
騙されたと思ってトライしてみてください!
本当に便が出やすくなります。
解剖学的にも、直腸から肛門のラインが一直線になることで、便が出やすくなるのです。
しかし!!
現在切れ痔で、排便時につよい痛みがある人は状況をみながらチャレンジを!
わたし自身、最近になってようやく、この姿勢での排便が可能になりました。
肛門に集中して負担がかかるようなイメージで怖くてできませんでした。
切れ痔で痛いときって、便を出すのも自分でコントロールしたいんですよね。
いくらスムーズな排便でも辛いわけです。
痛みがある場合には無理に力まず、自然な便意に少し腹圧をかける、くらいで排便できる。
これが理想でしょう。
あまりに硬い便や下痢など、ちょうど良い便でない場合には、まずは便のコントロールが必要です。
いかがでしたか?
実践できるものはあったでしょうか。
みなさんの痔がすこしでも、早くよくなりますように。
一緒にがんばりましょう!
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