バナナうんちで快便!それって本当に大丈夫?

おしりの話

切れ痔とともに生きるみなさま、本日も排便おつかれさまです。
突然ですが、皆さんの理想的なうんちってどんなうんちでしょうか。

ズキ子
ズキ子

理想的なうんち?バナナうんちだよね!

昔からバナナうんちってよく言われますよね。
そのバナナって、みなさんはどう考えますか?
スーパーでよく見るバナナ、そのサイズでは実はお尻に負担がかかっているかもしれません。

ちょうど良い便とは?
それを示したブリストルスケールというものがあります。
医療・介護業界で使われている便のスケールです。
誰が観察しても、同じように評価ができるように使われています。

このスケールでは、Type3〜Type5くらいの便が良いと言われています。
ではバナナうんちは良いのでは?
バナナの形はOK、しかし一般的なバナナのサイズになるとかなり太いのです。
肛門は年齢とともに硬くなっていきます。
長年、太い便を出してきたことで、肛門の柔軟性がある人もいます。
一方で、太い便が肛門の負担になり、切れ痔になっている人もいます。
思いっきり力んで、あースッキリしたー!とバナナうんち。
今は快便でも、肛門に負担がかかり続けると、後々切れ痔になってしまうかもしれません。
排便後に時々出血する、痛みがあるけどすぐに治る、こんな方は要注意!
バナナサイズの太い便には気をつけましょう。
力まなければでない場合には、もう少し便をやわらかくする方法を考えましょう。

ちなみに、すでに切れ痔で排便が辛い人は、まずバナナサイズには出せません。
きっと自分で肛門を閉めたりして、太さをコントロールしている人もいるでしょう。
そもそも硬いコロコロうんちしか出ない、という人は、まずは酸化マグネシウムで便を軟らかくすることをおススメします。
しっかり水分も忘れずに。

みなさんの痔が少しでも、早くよくなりますように。
一緒にがんばりましょう!

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