逃すな!朝の便意〜スムーズな排便に大切な2つのポイント〜

おしりの話

痔とともに生きるみなさま、本日も排便お疲れ様です。

ズキ子
ズキ子

あ〜トイレに行きたい
でも、おしりが痛くてお通じの時間が苦痛だなぁ〜


切れ痔になってしまったら、毎日の排便が憂鬱ですよね。
スッキリしたい気持ちはあるけれど、痛みがこわくてトイレを我慢してしまう、そんなことはありませんか?

今回は、スムーズな排便について書いていきます。

この記事の内容
  1. そもそも便意ってなんだろう?
  2. スムーズな排便のための習慣をつけよう
  3. 排便姿勢をかえてみよう

便意=直腸に便がたまって感じるもの

便意は、直腸の内側が便により押し伸ばされて、脳に刺激が伝わることで感じます。
普段は空っぽである直腸という部分に、便が運び込まれるために感じるのです。
『便がおりて来たよー、トイレに行ってねー』といった感じ。
その時、すぐにトイレに行くことができれば、肛門を緩めて、排便する。
トイレに行けない状況であれば、肛門を締めて我慢する、ということが自然と起こる。
人間の体ってすごいですよね。

運び込まれるのは、1日の中で1〜3回程度の大きな蠕動運動によるものです。
朝、胃が空っぽの状態で水分や食事を摂った時に反射が起こり、大きな蠕動運動につながることが多く、朝に便意をもよおすことが多いのはこのためです。
何気ない朝のトイレタイムはとっても貴重なのです。

つまり、朝ごはんは排便にも大きな影響があります。
みなさんの朝ごはんの定番はなんでしょうか。
ちなみに、わたしはトースト派です。
朝ごはんの習慣がない方は、飲み物からでも習慣的にはじめてみましょう。

とはいえ、便意がきても誰もがスムーズにトイレに行けるわけではないですよね。
出勤までの時間は1分単位で動いてるから時間がない!という方。
トイレに行きたくなる時に限って、誰かが入ってる!という方。
子育て中で、手が離せないときが多い!という方。
わたし自身も、どれも経験があります。

スムーズな排便には、タイミングがとっても大切

まずオススメなのは、排便のための時間を確保すること。
便意を我慢することを繰り返すと、便意を感じにくくなってしまうとも言われています。
トイレに行きたい!と思った時に行くことが、スムーズな排便につながります。
しかし、なかなか難しいですよね。

すぐにトイレに行けず、便意を逃してしまっても、トイレに座って上を向き、目を閉じて、リラックス、深呼吸
こうすることで便意が戻ってくることがあります。
ぜひ試してみてください。

排便姿勢は考える人って本当?

排便姿勢って意外と大事なんです!
考える人のポーズ、聞いたことがある人もいるかもしれません。
有名ですよね。

そうそう、このポーズの人・・・・(ちょっと違うか)
実際のポイントは4つです。

排便姿勢のポイント
  1. つま先立ち、もしくは小さな台に足をのせる
  2. 少し前傾姿勢
  3. 両手を少し斜め上に向かって伸ばす
  4. 顔は上向き

騙されたと思ってトライしてみてください
本当に便が出やすくなります。
解剖学的にも、直腸から肛門のラインが一直線になることで、便が出やすくなるのです。

しかし!!
現在切れ痔で、排便時につよい痛みがある人は状況をみながらチャレンジを
わたし自身、最近になってようやく、この姿勢での排便が可能になりました。
肛門に集中して負担がかかるようなイメージで怖くてできませんでした。
切れ痔で痛いときって、便を出すのも自分でコントロールしたいんですよね。
いくらスムーズな排便でも辛いわけです
痛みがある場合には無理に力まず、自然な便意に少し腹圧をかける、くらいで排便できる。
これが理想でしょう。
あまりに硬い便や下痢など、ちょうど良い便でない場合には、まずは便のコントロールが必要です。

いかがでしたか?
実践できるものはあったでしょうか。

みなさんの痔がすこしでも、早くよくなりますように。
一緒にがんばりましょう!

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